
野菜,ブログ
連日の猛暑が続くパリ。
街歩きをしていると、太陽の熱気が肌を刺し、何度も涼しい木陰を探したくなるほどでした。
そんな過酷な夏だからこそ、私にとって特別なオアシスとなったのが、街角で出会うジェラートたちです。 野菜ソムリエプロとして、果実やナッツといった「自然の素材」が持つエネルギーを大切にしている私にとって、現地の新鮮な素材を活かした冷たいデザートは、ただの冷菓以上の驚きと感動を与えてくれました。


ある日の街歩きで足を運んだのは、イタリアを代表するチョコレート・ジェラート専門店「Venchi」。
色鮮やかなフレーバーが並ぶショーケースに誘われ、私は大好きな「ピスタチオ」を
ダブルで注文しました。
野菜ソムリエプロの視点から見ても、ここのピスタチオは圧巻。
絶妙な焙煎が生む香ばしさと、ナッツ特有の油脂分がとろけるようなコクとなって
口いっぱいに広がります。
一口食べた瞬間、暑さで強張っていた体がふっと緩み、
あまりのおいしさに心から安心できる……そんな特別なひとときでした。
また別の日に訪れたのは、エッフェル塔近くの「Salon de Thé Moustache」。



そこで出会った「Tarte citron meringuée(タルト・シトロン・メランゲ)」のジェラートは、まさに感動の味でした。
太陽の光を浴びたレモンの鮮烈な酸味は、火照った体に染み渡り、
メレンゲのやさしい甘さがそれを包み込む。
この計算されたハーモニーはまさに職人技です。
旬の果実を使った冷たいデザートで心を整えることは、旅先での大切な「心のセルフケア」なのだと改めて感じました。
40℃を超えるパリの夏は、体力的にハードな側面もありました。
しかし、その暑さがあったからこそ、目の前のジェラートが持つ「冷たさ」や「素材の甘み」を、
五感すべてで深く味わうことができたのだと思います。
もし、夏のパリを訪れるなら、ぜひ観光の合間にジェラート店を覗いてみてください。
ショーケースからピンときたものを選ぶ。
そのひとときが、きっとあなたの旅をより思い出深く、心地よいものにしてくれるはずです。
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