コラム

【フランスを旅する読みもの】パリで暮らすように旅をする。観光だけでは気づけない、愛おしい日常の風景

果物,フランス

「パリに来た!」という胸が高鳴る観光の日々から、いつしか「ここで生活している」という心地よさへ。

約1か月のパリ滞在を通して見つけた、有名な名所めぐりだけでは味わえない、街の温かな日常の風景

地下鉄での移動、お気に入りのスーパーやマルシェでの買い物、アパルトマンでの自炊やデリ選び、そして夜のセーヌ川の散歩など、パリで暮らすように過ごす魅力をお届けします。

目次

  1. 地下鉄やバスに乗って、今日も買い物へ

  2. 野菜や果物の買い方にも、小さな発見

  3. パン、ケーキ、そして季節の果物

  4. 今日の夕飯は、デリ? 自炊? それとも外食?

  5. アパルトマンのキッチンで作る、私のパリごはん

  6. レストランから、行ってみたいビストロへ

  7. 夜のセーヌ川を歩く、穏やかな時間

  8. まとめ:「観光するパリ」から「暮らすパリ」へ

 

1. 地下鉄やバスに乗って、今日も買い物へ

パリでの移動は、もっぱら地下鉄やバス。

ボン・マルシェやギャラリー・ラファイエットといった百貨店から、モノプリやカルフールなどのスーパー、そして活気あふれるマルシェまで、毎日のようにいろいろなお店へ足を運びました。

中でもアパルトマンの近くにあったカルフールは、何度も通ったお気に入りの場所。

顔を合わせるうちに、お店のおじさんとも自然と言葉を交わすようになりました。

観光旅行なら一度きりで終わってしまうけど、お店に通いそこで働く人と顔なじみになっていく。

それだけで、パリという街がぐっと身近になったような気がしました。

 

2. 野菜や果物の買い方にも、小さな発見

日々の買い物の中で面白かったのが、日本との違いです。パリでは、野菜や果物は重さで値段が決まるものが多く、自分で計量するお店もあれば、担当の人に量ってもらうお店もありました。

  • モノプリでの発見:袋に入れて量るものと、そのまま量るものとでボタンが違い、最初は「どっちのボタン?」と戸惑うことも。そんな小さなハプニングも今では楽しい思い出です。

  • デパ地下の魅力:百貨店の地下食品売り場では、商品が美しく並び、集合レジが設けられているなど「日本のデパ地下と似ているな」と感じることもありました。

きれいに整えられた売り場もあれば、少し無造作に商品が並んだ生活感あふれるスーパーもある。それぞれのお店を使うようになって、パリの普段の顔が見えてきました。こたらも参考に

 

3. パン、ケーキ、そして季節の果物

食べ物を眺める時間は、毎日の大きな楽しみでした。

  • 驚きのパンの大きさ:日本のものより一回りも二回りも大きく、帰国してから日本のパンを見ると「なんだか小さくてかわいいな」と感じてしまうほど。

  • ユニークなケーキ:ケーキ売り場では、思わず足を止めてしまう「豚ちゃん」のケーキに出会い、「どうして豚なのだろう?」と想像を巡らせました。

  • マルシェの旬:野菜ソムリエとしても興味深く、マルシェの店先に並ぶものが少しずつ変化していく様子から、景色そのものを通してパリの季節を感じることができました。

 

4. 今日の夕飯は、デリ? 自炊? それとも外食?

約1か月の滞在では、夕飯のスタイルもさまざまでした。

  • デリで手軽に:ギャラリー・ラファイエットやボン・マルシェ、街の小さなデリショップでテリーヌや揚げ物をお惣菜として購入。キッチンではなかなか作れない料理を楽しめました。

  • 自炊でリラックス:アパルトマンのキッチンで簡単な料理を作る日も。

  • ビストロへお出かけ:レストランやビストロでゆっくり食事を楽しむ日も。

毎日外食するのではなく、その日の予定や気分に合わせて「今日はどうしよう」と考えること自体が、パリでの暮らしの一部になっていました。

 

5. アパルトマンのキッチンで作る、私のパリごはん

アパルトマンからのプレゼントとして用意されていたパスタを使い、その日に買ってきた野菜やハムなどを加えて自分の好きな味に仕上げたパスタ。

特別な料理ではありません。けれど、パリのスーパーやマルシェで自分で食材を選び、キッチンに立って作る夕飯は、レストランとはまた違った楽しさがありました。旅先なのに自分の家で作るような安心感があり、「今日は自分で好きなものを作ろう」と思えるようになったことも、パリが「暮らす場所」へと変わっていった理由のひとつです。

 

6. レストランから、行ってみたいビストロへ

パリに着いたばかりの頃は、まだ街にも慣れていなかったのでアパルトマンの近くにあるレストランへ。

けれど、地下鉄やバスにも慣れ、街の様子がわかってくると、

「今度は、あのビストロへ行ってみよう」

と、食べてみたい料理や行ってみたいお店を目指して出かけるようになりました。

近くのお店で食べるところから、自分でお店を選び、そこを目的地にして出かける。そんな小さな変化にも、パリの街に慣れていった自分を感じます。

 

7. 夜のセーヌ川を歩く、穏やかな時間

パリで最も好きだった時間のひとつが、夜の散歩です。セーヌ川沿いを歩けば、昼間とはまったく違う表情のパリに出会えました。

  • 友人たちと飲み物を片手に盛り上がる人々

  • パンを片手に川岸で静かに食事を楽しむ人々

  • その横を軽快に走り抜けていくランナーたち

賑やかに楽しむ人もいれば、自分の時間を静かに過ごす人もいる。

観光地として眺めるセーヌ川とは違う、「日常の中にあるセーヌ川」には、パリで暮らす人たちの時間が流れていました。

 

 

 

8. まとめ:「観光するパリ」から「暮らすパリ」へ

滞在当初の「パリに来た!」という高揚感は、日を追うごとに、穏やかで満たされた気持ちへと変わっていきました。

自分でどこへ行き、何を食べ、どう過ごすかを決め、自分の足で一日を進めていく。

その日々の積み重ねこそが、「パリで暮らしている」という実感でした。

有名な名所を訪れた思い出はもちろん大切です。

けれど、今心に深く残っているのは、スーパーのおじさんとの何気ないやりとりや、マルシェの果物、キッチンで作ったパスタ、買って帰ったデリ、そして夜のセーヌ川の賑わいという、なんでもない日常のワンシーン。

暮らすように過ごしたからこそ出会えた温かなパリの時間。今思い返しても胸がぽっと温かくなり、思わず――

「楽しかったなあ〜」

と、あの街で過ごした優しい空気がよみがえってくるのです。

 

ジュニアアスリート教室では、HPからのお問い合わせも随時受け付けています。

些細なことでも構いません、こちらまでお気軽にメッセージをどうぞ!

 

『記事監修』福島玲子
保有資格:野菜ソムリエプロ |アスリートフードマイスター2級|いちごソムリエ|ジュニア食育マイスター|食の検定1級|ベジフルカッティングスペシャリスト|エコクッキングナビゲーター(東京ガス)

 


Copyright © ryufrei All Rights Reserved.