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暑い夏、食卓に登場することの多い「オクラ」。
では、同じようにネバネバした食感を持つ「モロヘイヤ」はいかがでしょうか?
スーパーの野菜売り場で見かけても、
「どうやって食べるの?」
「葉っぱを食べる野菜なの?」
と、手に取る機会が少ない方もいるかもしれません。
実はオクラとモロヘイヤは、どちらも夏が旬の野菜。
見た目はまったく違いますが、刻んだときに出てくる“ネバネバ”という共通点があります。
今回は、身近なオクラと比べながら、モロヘイヤのおいしさや魅力をご紹介します。

オクラ

モロヘイヤ
まず大きく違うのが、私たちが食べている部分です。
オクラは、花が咲いたあとにできる若い実を食べる果菜類。
一方のモロヘイヤは、やわらかな葉や茎を食べる葉物野菜(葉茎菜類)です。
オクラは、サクッとした歯ごたえの中にネバネバ感があります。
モロヘイヤは、加熱して刻むと葉からトロッとした粘りが出て、オクラとはまた違ったなめらかな口当たりになります。
「同じネバネバ野菜」といっても、食感は意外と違うのです。


オクラもモロヘイヤも、刻んだり加熱したりすると粘りが出てきます。
この粘りには、ペクチンなどの水溶性食物繊維が関係しています。
細かく刻むほど粘りを感じやすくなるので、モロヘイヤは茹でてから包丁で細かくたたくように刻むのもおすすめです。
この「刻むほどネバネバしてくる」という変化は、子どもと一緒に観察してみても面白いですね。
モロヘイヤをあまり買ったことがない方に、ぜひ知っていただきたいのが調理の手軽さです。
葉や柔らかい茎をさっと茹でて刻めば、それだけで一品のベースになります。
おひたしや和え物はもちろん、納豆や豆腐にのせたり、スープや味噌汁に加えたり。細かく刻んでごはんにのせてもおいしくいただけます。
クセが強そうに見えるかもしれませんが、調味料やほかの食材とも合わせやすい野菜です。
「モロヘイヤを一袋買っても使い切れるかな?」
そんな方こそ、まずはいつもの味噌汁や冷奴に少し加えるところから試してみてはいかがでしょう。
オクラやモロヘイヤは、独特のネバネバした食感が苦手という方もいるでしょう。
そんなときは、単独でたくさん食べるのではなく、いつもの食材と組み合わせるのがおすすめです。
モロヘイヤなら、卵と合わせてスープにしたり、豆腐やツナと和えたり。
オクラなら、薄く切ってサラダに加えたり、肉料理の付け合わせにしたり。
カレーのトッピングもおすすめです。
特に子どもには、最初から「体にいいから食べて」とすすめるより、「オクラとモロヘイヤ、どっちがネバネバするかな?」と食感の違いを楽しんでもらうのも一つの方法です。
オクラは買ったことがあっても、モロヘイヤはまだ食卓に登場する機会が少ない――。
そんなご家庭もあるかもしれません。
でも、モロヘイヤは夏に旬を迎える葉物野菜のひとつ。
緑黄色野菜で、β-カロテンをはじめ、カルシウム、葉酸などさまざまな栄養素を含んでいます。
そして何より、茹でて、刻んで、いつもの料理にプラスできる手軽さがあります。
ネバネバコンビのオクラとモロヘイヤを使った簡単一品を紹介します。
オクラ 4本
モロヘイヤ 1/2束
水なす 1本
ミニトマト 3個
塩麹 大さじ1
オリーブオイル 適量

① オクラとモロヘイヤをゆでる
オクラとモロヘイヤはそれぞれさっとゆで、ざるに上げて水気を切ります。
② 野菜を切る
オクラは1cm幅の輪切り、モロヘイヤは食べやすい大きさのざく切りにします。
ミニトマトは半分に、水なすは一口大の乱切りにします。
③ 塩麹で和える
ボウルにオクラ、モロヘイヤ、水なす、ミニトマトを入れ、塩麹とオリーブオイルを加えて全体をよく和えたらできあがりです。
オクラとモロヘイヤ、2つのネバネバ野菜に、みずみずしい水なすとミニトマトを合わせた夏らしい一品です。
塩麹のまろやかな塩味とオリーブオイルで、野菜そのもののおいしさをシンプルに楽しめます。
🥬今回は塩麹を使いましたが、マヨネーズで和えてもまろやかな味に仕上がりますし、フレンチドレッシングや中華ドレッシング・ゴマドレも合いますよ。
ビタミンやミネラル、カルシウムなど豊富な栄養素を含んでいる「モロヘイヤ」。
夏バテ気味の体にも優しく、毎日の献立に心強い味方です。
この夏、野菜売り場でモロヘイヤを見かけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。
オクラとはひと味違う、トロッとした夏の“ネバネバ”を楽しみましょう!
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