コラム

パリの石段を下りて。フランスのおばあちゃんから教わった「自分らしく楽しむ」お菓子作り

野菜,ブログ,レシピ

サクレ・クール寺院の先、モンスニ通りの長い石段をゆっくりと下っていくと、

 

小さなパティスリー教室が静かに迎えてくれました。

今回は、旅先で出会った、心ほどける素敵な体験についてお話しします。

 

🌟「1g単位の正確さ」から解放される魔法

教室で教わったのは、タルトタタンとマドレーヌ。

特に驚いたのは、フランス流のお菓子作りに対する考え方でした。

日本では「材料は1g単位まで正確に」と緊張してしまいがちですが、

フランスのおばあちゃんは違いました。

「このくらいで大丈夫」と、スプーンでざっとすくって加えるおおらかさ。

マドレーヌに加えるフレーバーも「好きなものを、好きなだけ入れてね」という自由さです。

「基本は大切。でも、あとは楽しみながら自分らしく作ればいいのよ」。

そんな言葉に、肩の力がふっと抜けるのを感じました。

 

🌟お菓子が結んでくれた、国境を越える会話

教室には、家族連れや友人同士、一人で参加している方など、さまざまな国の参加者が集まっていました。

戸惑う私に「りんごは丸い方を下に向けて並べるのよ」と優しく教えてくれたドイツ人の女の子。

日本語学校の先生をしているというイギリスから来たご家族。

「高野山」という日本の地名が出てきて驚いたり、お菓子作りという共通の作業を通じて、

自然と言葉と笑顔が生まれていきました。

 

🌟時間が育む「熟成」という発見

焼き上がったタルトタタンをみんなで囲む時間は格別でした。

甘酸っぱいりんごと香ばしい生地の組み合わせ。

持ち帰ったマドレーヌは、翌日食べてみてさらに驚きました。

焼きたての軽やかさとは違い、バターが生地全体になじみ、しっとりとした深い味わいに。

「時間を置いて食べると、さらにおいしくなる」。

これも本場ならではの素敵な発見でした。

 

🌟旅の終わりに持ち帰ったもの

今回の教室で学んだのは、レシピの作り方だけではありません。

「料理はきっちり作るだけでなく、楽しみながら、自分らしく作ればいい」。

そんなフランスらしい食文化の心にも触れることができました。

 

旅先での体験は、レシピ帳には書ききれない、私にとって大切な宝物になりました。

パリへ行かれる際は、ぜひ現地の小さな教室の扉を叩いてみてください。

きっと、お菓子以上の「温かい何か」に出会えるはずですよ。

 

ジュニアアスリート教室では、HPからのお問い合わせも随時受け付けています。

些細なことでも構いません、こちらまでお気軽にメッセージをどうぞ!

 

『記事監修』福島玲子
保有資格:野菜ソムリエプロ |アスリートフードマイスター2級|いちごソムリエ|ジュニア食育マイスター|食の検定1級|ベジフルカッティングスペシャリスト|エコクッキングナビゲーター(東京ガス)

 


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