
ブログ,レシピ,ジュニア アスリート食事・栄養
夏休み中は少しゆっくり起きていた子も、朝早く起きて学校へ行き、授業を受け、放課後には部活動やクラブの練習へ。
ジュニアアスリートにとっては、「学校+スポーツ」の生活が再び始まる時期です。
一方で、9月に入ってもまだまだ暑い日が続きます。
「朝はあまり食べたくない」
「学校から帰ってきたら疲れている」
「練習後は食欲がない」
そんなお子さんもいるのではないでしょうか。
新学期が始まった今だからこそ、まず大切にしたいのが、毎日の食事から生活のリズムを整えていくことです。
ジュニアアスリートの体は、スポーツをするためだけにエネルギーを必要としているわけではありません。
学校で勉強し、友達と過ごし、部活動やクラブで体を動かす。
そして、成長期の子どもたちは、体そのものを大きくしていくためにも栄養が必要です。
だからこそ、新学期に意識したいのが朝・昼・夕の3食を基本に、食事のリズムを整えること。
なかでも忘れたくないのが「主食」です。
ご飯やパン、麺類などに含まれる炭水化物は、体を動かすための大切なエネルギー源になります。
「おかずは食べたけれど、ご飯は少しだけ」
となっていないでしょうか?
たくさん動くジュニアアスリートだからこそ、主食+主菜+副菜を基本に、その子の活動量や食欲に合わせて食べることを心がけたいですね。
一度にたくさん食べられない場合は、おにぎりや果物などを補食として取り入れる方法もあります。
9月は、まだトマトやなすなどの夏野菜がおいしい一方で、店頭には少しずつ秋を感じる食材も増えてきます。
さつまいも、里いも、れんこん、きのこ類など、これからおいしくなってくる食材はたくさんあります。
季節の変わり目は、食卓も夏から秋へ少しずつ衣替え。
「今日は秋の食材をひとつ入れてみよう」
そんな小さな変化から、子どもたちにも季節を感じてもらえたらと思います。
たとえば、さつまいもには炭水化物のほか、食物繊維やビタミンCなどが含まれています。
きのこ類には食物繊維やビタミン・ミネラルなどが含まれ、種類によって含まれる栄養素や特徴もさまざまです。
そして、これらの秋の食材は「ご飯」との相性も抜群です。
そこで、新学期の食卓におすすめしたいのが――
お米に、鶏肉、さつまいも、しめじ、舞茸、にんじんなどを加えて炊き込む、秋らしい一品です。
お米からエネルギー源となる炭水化物、鶏肉からたんぱく質、さらに野菜やきのこも一緒に食べられます。
何より、炊飯器のふたを開けた瞬間に広がる香り。
黄色いさつまいも、オレンジ色のにんじん、きのこの色合い。
「おいしそう!」
と感じることも、食欲を引き出す大切なきっかけです。
炊き込みご飯に汁物や副菜を組み合わせれば、さらにいろいろな食品を取り入れやすくなります。
多めに炊いて、小さなおにぎりにしておけば、練習前後の補食として活用することもできます。

ジュニアアスリートの食事というと、
「栄養をきちんと考えなくては」
「毎日特別なメニューを作らなくては」
と思ってしまうことがあるかもしれません。
でも、アスリートのためだけに特別な料理を用意する必要はありません。
家族みんなで食べるいつものご飯に、主食・主菜・副菜を意識して、旬の野菜をひとつ加えてみる。
それも立派な体づくりの食事です。
夏から秋へと季節が移り変わる9月。
新しい学校生活のリズムに少しずつ体を慣らしながら、おいしい秋の食材を取り入れてみませんか。
毎日の食卓から、元気に学校へ向かい、思いきりスポーツを楽しめる体を家族みんなで応援していきましょう。
材料(4人分・8個分)

① さつまいもを加熱する
さつまいもは厚めに皮をむき、1cm幅の輪切りにする。耐熱皿に並べ、濡らしたクッキングペーパーをかぶせ、ふんわりとラップをする。電子レンジ(600W)で約5分、やわらかくなるまで加熱する。
② 生地を作る
さつまいもが熱いうちにつぶし、バターを加えて混ぜる。さらに絹ごし豆腐・片栗粉・砂糖を加え、全体がなめらかになるまでよく混ぜ合わせる。
③ 形を整える
生地を8等分し、手を水で軽く濡らして丸く形を整え、少し平らにする。
④ 焼く
フライパンにサラダ油を薄くひき、③を並べる。弱火で約3分焼き、焼き色がついたら裏返す。ふたをして、さらに約3分焼いたら出来上がり。
お好みでメープルシロップやはちみつをかけてお召し上がりください。
さつまいもには、運動時のエネルギー源となる糖質が含まれています。さらに豆腐を加えることで、体づくりに欠かせないたんぱく質もプラス。さつまいもには食物繊維やビタミンCなども含まれるため、普段のおやつだけでなく、ジュニアアスリートの練習前後の補食にも取り入れやすい一品です。
ただし、練習直前はバターや油を多く使ったものは消化に時間がかかるため、練習まで時間があるときの補食や、練習後がおすすめです。