コラム

“畑から食卓へ”を大切に。初夏野菜とアスリート食、そしてフランスで学ぶ旬の文化

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5月の後半に差し掛かるこの時期、初夏の訪れを告げる色鮮やかな夏先取りの野菜たちが、

スーパーの店頭を華やかに彩り始めています。

 

みずみずしいアスパラガスやトマト、ホクホクの新ジャガイモ、そして食感が楽しいズッキーニなど、

見ているだけでパワーをもらえるような顔ぶれです。

初夏の野菜は、たっぷりの水分と体に嬉しい栄養素を含んでおり、これから本格化する暑さに備えて

私たちの体を優しく内側から整えてくれます。

 

 

「旬の野菜を食べる」

それは単に“季節の移り変わりを感じる”だけでなく、

その時期の気候に合わせた栄養を自然と体に取り入れる、最高のコンディショニング方法でもあります。

 

 

◆ 野菜ソムリエの視点:初夏野菜に詰まった「天然のサプリメント」

例えば、この時期の野菜には以下のような頼もしい栄養素が豊富に含まれています。

  • カリウム: 汗で失われやすく、不足すると足のつりや疲労感につながる成分

  • ビタミンC: 紫外線ダメージから肌や体を守る対策にかかせない成分

  • 抗酸化成分: 活発に動く体のサビを取り除き、体調維持を助ける成分

 

これらは、これから迎える本格的な暑さに備え、バテない体をつくるために今からしっかり摂っておきたい栄養素ばかりです。

 

◆ アスリートフードマイスターの視点:ジュニアアスリートの食欲低下対策

特にジュニアアスリートにとって、5月後半から6月にかけては、運動量が増える一方で、

気温差や日々の疲労から「なんだか食欲が出ない……」と落ち込みやすい時期でもあります。

 

そんな時こそ、アスリートフードマイスターとしておすすめしたいのが、“食べやすい形”に変える工夫です。

生野菜では量が食べにくくても、スープや温野菜(蒸し野菜)にすることでカサが減り、

驚くほどスルッと食べられるようになります。

 

また、スープにすれば、初夏野菜の豊富な栄養や、汗で失われた水分・ミネラルもスープごと

余すことなく補給できるため、一石二鳥の体調管理ポイントになります。

※小松菜とトマトのふんわり卵スープ

春アスパラのごちそうトースト

材 料(4人分)

アスパラガス       4本

ベーコン         4枚

食パン(8枚切り)    4枚

ピザ用チーズ       80g

マヨネーズ        大さじ2

塩            少々

【卵液】

卵      3個          

味噌    大さじ2

牛乳    250mg

 

 

作り方

※オーブンは200℃に予熱しておく。

① アスパラガスは根元を切り落とし、根元から約4cmほど皮をむいて縦半分に切る。
 ベーコンは1cm幅に切る。

② 食パンにマヨネーズを塗り、クッキングシートを敷いた天板に並べる。

③ 食パンの上に、アスパラガスとベーコンを交互に並べる。

④ 卵液の材料をよく混ぜ合わせ、具材をのせたパンにかける。
 その上にピザ用チーズを散らす。

⑤ 200℃のオーブンで約20分焼いたら完成。

 

 

私は野菜ソムリエ、そしてアスリートフードマイスターとして、

こうした「旬を食べる意味」と「具体的な飾り方・食べ方の知恵」を、これからも大切に伝えていきたいと思っています。

「“畑から食卓へ”」を大切にしながら、
季節の野菜の魅力、体づくり、そして食を楽しむ気持ちを届けたい――。

 

畑で育った旬の野菜には、その季節ならではの栄養やおいしさがあります。
春にはみずみずしい新野菜、夏には体を整える彩り野菜、秋冬には体を温める力強い野菜たち。

旬を知り、旬を食べることは、毎日の健康づくりにもつながります。

特に成長期の子どもたちや、スポーツを頑張るジュニアアスリートにとって、

「何を食べるか」は未来の体づくりそのもの。
特別なものではなく、身近な旬の食材を上手に取り入れることが、元気な毎日への第一歩になります。

忙しい毎日の中でも、季節を感じながら食卓を囲む時間は、心と体を整える大切なひととき。

 

このホームページでは、
野菜ソムリエとしての視点、ジュニアアスリートフードマイスターとしての学び、そして日々感じる食の楽しさを通して、

「旬の野菜をもっと身近に」
「毎日の食卓をもっと楽しく」

そんなヒントを届けていけたら嬉しいです。

 

◆ 6月からは、舞台をフランスへ

そして私自身、6月からは少しの間フランスへ行く予定です。

フランスには“マルシェ(市場)”という素晴らしい文化があり、

地域ごとの旬の野菜や果物がずらりと並びます。

 

実際に現地のマルシェに足を運び、

  • 人々がどんな基準で野菜を選んでいるのか

  • 季節の恵みをどう家庭の食卓に取り入れているのか

  • 食と暮らしがどのように心地よくつながっているのか

を、自分の目で見て、肌で学んでこようと思っています。

 

日本にも古くから「旬を大切にする文化」がありますが、

フランスにもまた、季節を愛しみながら食べる豊かな文化があります。

 

国や言葉は違っても、“畑から食卓へ(Du potager à la table)”という、自然の恵みをそのままいただく考え方には、きっと共通するものがあるはずです。

これからは、日本の素晴らしい旬野菜の魅力はもちろん、フランスのマルシェで感じた空気感や、

家庭での食のアイディアも少しずつお届けしていく予定です。

 

日本の家庭の食卓、そして日々がんばるジュニアアスリートのご飯作りに、

何か新しいヒントやワクワクをお届けできたら嬉しいです。

どうぞ楽しみに待っていてくださいね!

 

ジュニアアスリート教室では、HPからのお問い合わせも随時受け付けています。

些細なことでも構いません、こちらまでお気軽にメッセージをどうぞ!

 

『記事監修』福島玲子
保有資格:野菜ソムリエプロ |アスリートフードマイスター2級|いちごソムリエ|ジュニア食育マイスター|食の検定1級|ベジフルカッティングスペシャリスト|エコクッキングナビゲーター(東京ガス)

 

 

 


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