コラム

“食べる時間”が、心と体を整えていく。〜旬の食卓から始まる初夏の暮らし〜

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6月に入り、季節は少しずつ初夏へと移り始めました。

 

スーパーや直売所の野菜売り場には、トマト、きゅうり、ズッキーニ、枝豆など、みずみずしい夏野菜が並び始めています。

赤や緑の鮮やかな色を見るだけでも、なんだか心まで軽くなるような、そんな季節です。

忙しい毎日の中では、食事が「済ませるもの」になってしまうことがあります。

時間に追われながら簡単に食べたり、つい栄養が偏ってしまったり。

 

けれど本当は、“食べる時間”そのものが、心と体を整える大切な時間なのかもしれません。

 

本日は、旬野菜きゅうりを使って鶏むね肉と合わせてみました。

鶏むね肉ときゅうりの甘酢照り焼き

 

材 料(2人分)

キュウリ      1本

鶏の胸肉      1枚

片栗粉       大さじ1.5

◆調味料

砂糖          大さじ1

酒         大さじ1

しょうゆ      大さじ1.5

 

酢         大さじ1

サラダオイル      大さじ1.5

 

作り方

【準備】
調味料はあらかじめ混ぜ合わせておきます。

① 鶏むね肉は塩・こしょうをふり、観音開きにして厚みを均一にします。
 食べやすい一口大(約6等分)に切ります。

② フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を皮目から焼きます。

③ 両面にこんがり焼き色がついたら、きゅうりを加えます。
 ふたをして、約1分蒸し焼きにします。

④ 合わせておいたたれを加え、弱火で約3分煮からめます。
 途中で鶏肉を裏返し、たれを全体にしっかり絡めます。

⑤ 汁気が少なくなり、味がなじんだら出来上がりです。

 

 

🫛私は野菜ソムリエプロとして、季節ごとの野菜に触れるたびに、「旬には、その時期を元気に過ごすための力がある」と感じています。

初夏の野菜は、水分を多く含み、少しずつ暑さに向かう体をやさしく整えてくれます。

トマトのリコピン、きゅうりのカリウム、枝豆のたんぱく質やビタミンB群。

どれも、汗をかき始めるこの時期の体にうれしい栄養ばかりです

 

“旬を食べる”。

 

それは単に季節を楽しむことではなく、自然の流れに合わせて体を整えていく、日本ならではの知恵でもあるように思います。

 

そして、アスリートフードマイスターとして子どもたちの食事を考える時、私はいつも「特別なものより、毎日の積み重ね」を大切にしています。

スポーツを頑張る子どもたちは、知らないうちにたくさんのエネルギーを使っています。

だからこそ、毎日のごはん、毎日の野菜、毎日の食卓が、未来の体をつくっていきます。

 

汗をかく季節になると、ミネラルやビタミン不足から疲れやすくなったり、集中力が落ちたりすることもあります。

でも難しいことをしなくても、季節の野菜をひとつ増やすだけで、食卓は少しずつ変わっていきます。

例えば、冷やしたトマトを添えること。

枝豆をゆでて食卓に出すこと。

ズッキーニをスープに加えること。

そんな小さな積み重ねが、毎日のコンディションを支えてくれるのです。

 

🥐そして私は今、フランスの食文化にも強く惹かれています。

フランスでは、“食べる時間”をとても大切にしている人が多くいます。

ただ空腹を満たすだけではなく、家族や友人と会話をしながら、ゆっくり食事を楽しむ。

 

マルシェにはその季節ならではの野菜が並び、人々は「今いちばんおいしいもの」を自然に選びながら暮らしています。

そこには、特別な高級料理ではなく、“季節を味わう日常”があります。

それは日本の食文化とも、どこか通じているように感じます。

 

日本にも、旬を楽しみ、季節を感じながら食卓を囲む文化があります。

春には春の味、夏には夏の香りがあり、その季節ごとの食材が、自然と暮らしのリズムを整えてくれていました。

 

私はこれから実際にフランスで食文化に触れながら、その土地のマルシェや家庭の食卓、人々の「食べる時間」を感じていきたいと思っています。

そして、そこで出会った豊かさや小さな気づきを、日本の家庭の食卓へどう届けていけるのか——。

そんなことを、今ゆっくり考え始めています。

豪華な料理でなくてもいい。

旬の野菜をひとつ。

温かいスープをひとつ。

そして、「おいしいね」と笑い合える時間を少しだけ。

 

食べることは、ただ栄養を摂るだけではなく、暮らしを整え、心を整え、未来の体を育てていくこと。

“畑から食卓へ”。

これからも、季節を感じながら、毎日の食卓を大切にしていきたいと思います。

 

ジュニアアスリート教室では、HPからのお問い合わせも随時受け付けています。

些細なことでも構いません、こちらまでお気軽にメッセージをどうぞ!

 

『記事監修』福島玲子
保有資格:野菜ソムリエプロ |アスリートフードマイスター2級|いちごソムリエ|ジュニア食育マイスター|食の検定1級|ベジフルカッティングスペシャリスト|エコクッキングナビゲーター(東京ガス)

 

 


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