コラム

4月のテーマ野菜 ~アスパラガス~

野菜,料理教室

春を告げる野菜の一つ

 

アスパラガス

 

皆さんお好きですか??

 

 

アスパラガスは、大地からニョキニョキっと力強く成長してきます。

 

 

 

日本へは18世紀末にオランダから伝えられました。

 

当時は葉を楽しむ鑑賞用でした。

 

食用としては1871年(明治4)にヨーロッパからアメリカ経由で

 

北海道に導入されてからです。

 

第二次世界大戦以前は、アスパラガスといえば缶詰用に発芽後盛り土をして

 

軟白栽培するホワイトアスパラガスでしたが、

 

健康志向の高まりとともに栄養価が高く栽培の容易な

 

グリーンアスパラガスが主体となり、現在流通の大半を占めています。

 

種を植えてから、3年目より収穫できるようになり

 

10年以上収穫可能となります。

 

しかし年数を重ねるごとに病気にかかりやすくなったりするため

 

10年をめどに新たな種を植え替えた方が良いでしょう。

 

 
   
 種 類    グリーンアスパラガス・紫アスパラガス・ホワイトアスパラガス
        ロングアスパラガス・ミニアスパラガス                            
 
 目利き    穂先が締まっていて根もとのあたりまで張りがあり、太っているもの。切り口が
        きれいで水分を感じるもの。シワがあったり、切り口が乾いているものや茶色い
        物はやめましょう。また、色も鮮やかな濃い緑色の物が柔らかく美味しい証にな
        ります。 

 

 保存方法   冷蔵庫の野菜室で保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーなどで根元を
        包んでポリ袋に入れて立てておく。
        2~3日で食べきれないときは、茹でてから冷凍保存をおススメします。
        凍ったまま調理可能です。)
        変質しやすい野菜なので、長期保存は適しておりません。  
             
 栄  養   アミノ酸の一種アスパラギン酸を含み体内の様々な代謝に関与し疲労回復に
        期待が持てます。
        血圧を下げるルチンも含有している。  

 

 

 「アスパラギン酸」

       新陳代謝を促進し、アスパラガス特有の旨みや甘みのもとになっています。

       たんぱく質を構成するアミノ酸の一つで、アスパラガスから発見されたことから命名されました。
       アスパラギン酸は体内でエネルギーの代謝を活発にして、疲労回復を早めます。

       また、たんぱく質の合成を助けるので、皮膚の新陳代謝を活発にして美肌効果を発揮したり、

       身体の成長を助けたりするといわれています。

       アスパラガスの成長が早いのは、芽の部分にアスパラギン酸を多量にもっているからだと

       いわれています。         
 

    「ルチン」

                    アスパラガスの穂先にたくさん含まれている成分の一つにルチンというフラボノイドの一種が

       あります。

                   そばなどに多量に含まれていて、毛細血管を丈夫にして高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を

       予防する作用があります。

                   ルチンはビタミンCと一緒に働くとお互いの機能を増強し合って、抗酸化機能を強めるため、

                  ルチンとビタミンCの両方を併せ持つグリーンアスパラガスには、強い抗酸化力を期待できます。 

                                                                                                                    出典:alic

 

これから九州のアスパラガスがたくさん出回ります。

 

ぜひお料理してみてくださいね。

 

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