コラム

アスリートに必要な・・・ミネラルのお話

ブログ,ジュニア アスリート食事・栄養

ミネラルと聞くと・・・・何があるでしょうか??

 

 

多量ミネラル(マクロミネラル)・・・・カルシウム・リン・カリウム・硫黄・ナトリウム・塩素・マグネシウム

 

微量ミネラル(ミクロミネラル)・・・・鉄・マンガン・銅・ヨウ素・セレン・亜鉛・クロム・モリブデン

                   ケイ素・スズ・フッ素・・

 

 

このように分類することができます。

 

ミネラルの働き

 

・骨や歯など「生体組織の構成成分」としての役割

・体液の恒常性を維持するなど「生体機能を調節する」働き

 

骨や歯の構成成分・・・カルシウム

             多く含む食品◆牛乳・乳製品・小魚・桜エビ・ちりめんじゃこ・小松菜・モロヘイヤなど

          ・マグネシウム

             多く含む食品◆胚芽米・玄米・全粒粉のパン・アーモンドや落花生のような種実類

          ・リン

             様々な食品に含まれており、加工食品や清涼飲料水にも食品添加物として含まれています。

             リンは摂りすぎに注意しましょう。

             摂りすぎると、副甲状腺機能が亢進、カルシウムの吸収阻害や腎不全・腎結石、骨密度の

             低下などを引き起こす。

 

体液の恒常性の維持・・カリウム

             多く含む食品◆野菜や果物、イモ類など植物性の食品は多く含んでいる

           ナトリウム

             多く含む食品◆自然の食品に含まれている量は少ない。主に加工食品や調味料に多く

                    含まれています。摂りすぎに注意しましょう。

           カルシウム・マグネシウム・リン

 

生理活性物質の構成成分・鉄

             多く含む食品◆あさり・あさりの缶詰・レバー・小松菜・ほうれん草・・

            ヨウ素

             多く含む食品◆昆布・ワカメ・焼き海苔・イワシ・・海産物

            亜鉛

             多く含む食品◆かきをはじめとする魚介類・肉類・チーズ大豆製品など幅広い食品に

                    含まれている。動物性の食品に多く含んでいるので、菜食主義の人などは

                    不足しがちになる傾向にあります。

            モリブデン

             多く含む食品◆納豆をはじめとした大豆食品。レバー・落花生・ごま

                    自然の食品をとっている場合には、摂りすぎる心配はありません。

 

酵素の活性作用・・・・・・マグネシウム・鉄・銅・亜鉛・マンガン・セレン

 

有機化合物の構成成分・・・リン脂質・ヘモグロビンの鉄・含硫アミノ酸の硫黄

 

筋肉の収縮・神経の興奮性の調節・・カリウム・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム

 

 

 

さまざまなミネラルをご紹介いたしましたが、サプリメントなど1種類のミネラルを過剰に摂取すると

 

体内のバランスを保てなくなります。

 

さまざまな食品をバランスよく食べることで、健康な体を導いていき

 

いつまでもスポーツのできる体を維持していただきたいと思います。

 

特にアスリートは、食から健康に、日々の練習を怠ることなく続けることができるよう

 

時には食を意識してみてください。  

 

 


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