コラム

ジュニアアスリートの持久力は「食事」で決まる!後半に強い体を作るグリコーゲンの秘密

野菜,アスリート食,ブログ,レシピ,ジュニア アスリート食事・栄養

新学期、練習量が増える4月はジュニアアスリートの持久力に差が出る時期。

 

なぜ試合終盤にバテるのか?

その原因は「根性」ではなく「食事」にあります。

野菜ソムリエプロが、持久力の鍵を握るエネルギー源「グリコーゲン」の効率的な補給法と、バテない体を作る食事のコツを徹底解説。

 

✨4月に現れる「最後まで走り切れる子」と「失速する子」の決定的な差

進級や進学で環境が変わり、練習量が一気に増える4月。

この時期、ジュニアアスリートの現場では、ある「明確な差」が現れます。

  • 「試合の終盤まで動きが落ちない子」

  • 「同じ練習をしているのに、途中でバテてしまう子」

 

この差を「才能のせいだ」と諦めていませんか?

実は、持久力の差の大きな要因は、才能ではなく「持久力を支えるための食事ができているか」にあります。

 

✨知っておきたい「持久力」の本当の意味

持久力とは、単に長く動ける力だけを指すのではありません。

 

  1. エネルギーを切らさず動き続ける力

  2. 疲れてもパフォーマンスを落とさない力

  3. 試合終盤の苦しい場面で踏ん張れる力

 

これらはすべて、日々の食事によって作られる「総合力」です。

結果を出している子ほど、早い段階から「持久力のために食べる」という意識を持っています。

4月は、1シーズンを戦い抜くための「土台づくり」の時期。

今、食事を変えることが1ヶ月後の動きの差に直結します。

 

✨持久力の鍵を握る「グリコーゲン」とは?

持久力を高める上で、絶対に欠かせないキーワードが「グリコーゲン」です。

グリコーゲンは体内の「蓄電池」

グリコーゲンとは、食事から摂取した炭水化物(糖質)が、筋肉や肝臓に蓄えられたエネルギーのこと。

運動中、体はこの「蓄電池」からエネルギーを取り出して動きます。

使えば減る「消耗型エネルギー」

ここが重要なポイントですが、グリコーゲンは使えば減る消耗型です。

 激しい練習で使う

 試合で使う

 学校生活でも使う

これらすべての活動で消費されます。

もし補給が足りなければ、電池切れを起こし、スピードや集中力が低下します。

後半の失速は、根性不足ではなく「エネルギー切れ(グリコーゲン不足)」なのです。

✨最後まで動ける体を作る!今日からできる3つの食事習慣

グリコーゲンは、毎日の食事でしか補給できません。

 

野菜ソムリエプロの視点から、効率的な補給のポイントをお伝えします。

① ごはん(炭水化物)をしっかり食べる

「体を絞るために炭水化物を抜く」のは、ジュニアアスリートには逆効果です。

エネルギー源となるお米やパン、麺類を3食しっかり摂ることが、持久力の第一歩です。

② 練習後「黄金の30分」に補給する

練習で空っぽになった「蓄電池」を素早く満たすには、練習直後の補給がベスト。

おにぎりやバナナなど、すぐにエネルギーに変わるものを摂りましょう。

③ 野菜・果物を組み合わせて吸収率アップ

糖質を効率よくエネルギーに変えるには、ビタミンB1(豚肉や大豆)や、代謝を助ける野菜の栄養が不可欠です。

 

食卓から「未来の自分」を応援しよう

持久力系競技は、自分を厳しく追い込む場面の連続です。

その厳しい練習をやり遂げ、試合で結果を出せるかどうかは、あなたの体の中にどれだけ「エネルギー」が蓄えられているかで決まります。

4月から始める「食べるトレーニング」。

今日食べたものが、数ヶ月後のあなたの「勝負強さ」を作ります。

最後まで動ける体を手に入れて、最高のシーズンをスタートさせましょう!

野菜たっぷりトマトココナッツカレー

材 料 (4人分)

鶏モモ肉         1枚

ナス           3個

ピーマン         3個

タマネギ         1/2個

ズッキーニ                 1/2本

ニンニク          1片

ショウガ          1片

ココナッツミルク      1缶(400g)

トマト缶          1缶(400g)

カレー粉          大さじ2

ブイヨン          2個

塩             少々       

カルダモンパウダー         少々

 

作り方

① 鶏肉は一口大に切る。
 ナス・ピーマンは乱切り、タマネギはくし切り、ズッキーニは約7mmの輪切りにする。
 ニンニク・ショウガはみじん切りにする。

② 鍋にニンニク・ショウガ・サラダオイル(小さじ1/分量外)を入れて弱火にかける。
 香りが立ったら鶏肉を皮目から入れ、こんがり焼き色がつくまで焼く。

③ 鶏肉を裏返し、野菜を加えて軽く炒める。
 トマト缶・ブイヨン・カレー粉を加え、中火で約10分煮込む。

④ ココナッツミルクを加え、さらに10分煮込む。
 野菜がやわらかくなったら、カルダモンを加えて味を整え完成。

  ※トッピングにイタリアンパセリを散らしてもOK

 

 

✨ポイント

👉 鶏肉は「皮目から焼く」とコクが出る
👉 ココナッツミルクは最後に入れるとまろやかに仕上がる

「うちの子、体力がなくて……」と悩んでいた親御さん。

今日から、その考えを少しだけ変えてみませんか?

試合の終盤でバテてしまうのは、根性が足りないからでも、才能がないからでもありません。

ただ、体の中のエネルギー源である「グリコーゲン」が空っぽになっていただけなのです。

 

体は、食べたものでしか作られません。

今日のごはん一口が、明日の「あと一歩」を踏ん張る力になります。

「じゃあ、具体的に何をいつ食べさせればいいの?」

そんな疑問にお答えするために、次回忙しいお母さんでも今日からできる「持久力を最大化させる食事のタイミングとメニュー例」を

詳しく解説します。

未来のメダリストを支えるのは、特別なサプリメントではなく、毎日の温かい食卓です。

 

一緒に、最後まで走り切れる体を作っていきましょう!

 

ジュニアアスリート教室では、HPからのお問い合わせも随時受け付けています。

些細なことでも構いません、こちらまでお気軽にメッセージをどうぞ!

 

『記事監修』福島玲子
保有資格:野菜ソムリエプロ |アスリートフードマイスター2級|いちごソムリエ|ジュニア食育マイスター|食の検定1級|ベジフルカッティングスペシャリスト|エコクッキングナビゲーター(東京ガス)

 


Copyright © ryufrei All Rights Reserved.